Hiroto.Ohira

Hiroto.Ohira

フリーランスエンジニア。個人開発者。 人生、どのように生きればよいのだろうか。 しばらくは自分の興味・楽しさを追求しようと思う。

Mac で Nreal Air を試した

Mac で Nreal Air を試した

Rentio で Nreal Ari をレンタルし、試してみました。 My new gear... by Rentio pic.twitter.com/K2qyHBLl1x — 大平 礼 | Hiroto Ohira (@HitoroOhira) November 13, 2022 1日コワーキングスペースで利用してみたので、その感想を書きます。 自分が期待すること自分がディスプレイの代替として AR グラスに求めることは次のとおりです。 複数画面を出力できることディスプレイの解像度が大きいことディスプレイを縦回転できること1はマルチモニタ環境の構築です。私はシングルモニタよりもマルチモニタ環境を好みます。自宅ではトリプルモニタで仕事をしているため、できれば3画面あるとベストです。Nreal Air は2022年9月のアップデートでMacで3画面まで対応してので今回試してみました。 2はディスプレイの大きさですね。より詳細には1画面あたりの情報量を多くしたいです。Macbook Air の画面は小さいと感じてしまうため、できれば24インチ相当の画面の大きさ、情報量がほしいです。 3はIDEの利用のためです。私は普段はモニタ2枚を縦に配置してエディタを開いているのでそれを実現させたいです。 使ってみた感想結論としては、現時点では自分の期待することが実現できない + 長時間利用は合わない と感じ、実用は難しい印象です。

M1 Macbook + DisplayLink でディスプレイの縦回転ができないと思っているあなたへ

M1 Macbook + DisplayLink でディスプレイの縦回転ができないと思っているあなたへ

つまり、10分前の私のことです。 はじめに私のデスク環境には、横モニター1枚 + 縦モニター2枚 の計3枚のモニターがあります。しかし M1 Macbook を使用するときは、横モニター1枚と縦モニター1枚の計2枚の使用に制限されていました。1枚の縦モニターには光が宿されていません。 これは M1 Macbook + DisplayLink では、DisplayLink を通したディスプレイは縦回転できないと思っていたからです。ここで、あえて「思っていた」と書いてある点に注意してください。そう、これは思い込みだったのです。今思えばそんなばかなと言いたくなるほどの、しかし何者かに仕込まれたと考えざるをえないほどのまやかしを、私はまんまと信じてしまっていたのです。 一体いつから縦回転できないと錯覚していた?あなたが幾度となく打ち込んだであろう「DisplayLink 縦」で Google 検索 or Twitter 検索をかけると、2つの情報が出てきます。それは縦回転はできないという情報と、縦回転はできるという情報です。特に後者は Twitter でしばしば目にすることができます。M1 発売当初は縦回転ができなかったことは事実のようなので、どちらの情報も間違っていないでしょう。当初はできず、あるときから修正され、M1

Slack で絵文字を追加するサービスを作ろうとしたときに調べたこと

Slack で絵文字を追加するサービスを作ろうとしたときに調べたこと

はじめにSlack に絵文字を追加するWebサービスを開発しようと思い、調べた内容をまとめます。 開発しようとしているサービスは Slack の絵文字を管理し、ワークスペースに一括 import できるサービスです。個人的には絵文字の重要度を高く捉えており、コミュニケーションにおいてテキスト以上に情報量があります。例えば、「良いと思います」よりも「良いと思います👍」の方が相手が受け止めやすいと感じます。前者だと冷徹さ高圧的な印象を自分は感じてしまうのですが、後者では一転して肯定メッセージと素直に受け取ることができます。 このようなサービスを開発しようとしているのですが、調べてみるとSlackの絵文字追加まわりが複雑な状態になっていたので一旦まとめます。 1.絵文字を1個ずつ追加する最初に絵文字を1個ずつ追加する方法を紹介します。 1個ずつ追加する方法は2つあります。1つ目は公式のSlack APIを利用する方法です。2つ目はSlackの非一般公開APIを利用する方法です。 上手く言語化できないが、後者は筆者にとって少し抵抗があります。非公開にしているということはもちろん外部から使用されることを想定しておらず、何かの理由で訴えられても文句は言えないです。しかし後者の非公開APIを公開にしてほしいとの GitHub issue で立てられていたりと、非公開ながら認知度はある程度あるように感じます。 1-1 Slack API の admin.emoji.add の利用1つ目の方法は、王道に Slack API を利用する方法です。 admin.emoji.add

日本の仕事を受けながら海外に住む場合の税金はどうなるの?
Tax

日本の仕事を受けながら海外に住む場合の税金はどうなるの?

私、気になります。🍨 というわけで、東京税理士会の税理士の方に相談していきました。その結果を書きたいと思います。 注意事項この記事は、これから記述する内容を保証するものではありません。あくまで参考として利用し、実際には自己責任でお願いします。 まず、自分が理解が間違っている可能性があります。説明を受けた内容をメモしたものであり、税理士の方の回答書面や参考書の内容を記述しているわけではありません。 また、今回の相談では深い内容までは検討していません。今回は東京税理士会の無料相談という枠を使用しました。その名のとおり相談であり、税理士の方にも一般としてはこう、という形式で伺っています。 人によってユースケースは異なるため、実際に行動に移される場合は専門の方に相談することをおすすめします。 背景まず、なんでそんなこと聞いてきたの?という私情の部分を書きたいと思います。完全に自分語りのパートであり、結果だけが気になる方は飛ばして頂いてかまいません。 自分自身、海外に住んでみたいという想いがあります。理由は3つくらいあります。 1つ目は価値観を広げたいからです。人生は長く、いつか死んでしまいます。自分は死には恐怖からあまり向き合えていないですが、人生には真剣に向き合いたいと考えています。人生は、色んな価値観を持っていたほうが楽しめそうですし、より良い人生が送れそうです。あまり言語化できていませんが、人生には真剣に向き合いたい、少なくとも現状のまま終わっていく気は自分の中にはない、という想いが強いです。 2つ目は単純に海外に行ったことがないので行ってみたいです。興味です。厳密には幼少のころに家族旅行でハワイに行ったことがありますが、遥か遠くの出来事すぎてSPでテリーのワンダーランドをしていたことしか覚えていません。仮に覚えていたとしても、大人になってからの海外ではまた感じることも異なるでしょう。 3つ目は英語です。英語の読み書きができれば、人生の幅は一気に広がります。

【書評】初めてのGraphQL
GraphQL

【書評】初めてのGraphQL

初めてのGraphQL ―Webサービスを作って学ぶ新世代API を読んだのでその書評を書きます。 Kindle 版は出ていなかったので紙の本で読みました。内容は比較的コンパクトで概要 ~ 実装まで書いてあります。スキーマ定義周りが少し重めですが、全体的にライトに読める本となっています。 グラフ理論は飛ばしても良い2章ではGraphQLの元となるグラフ理論が紹介されます。この章は飛ばしても問題有りません。 グラフ理論はGraphQLの思想について軽微に参考になる程度で、書き方には全く影響しません。数学チックな内容の章になるため、どのような理論か興味有る方のみが読めばよいでしょう。 ただ1点、この章を飛ばすのであれば「エッジ」について抑えておく必要があります。この単語だけはこの章で紹介され、後の章でも登場するためです。後の章で出てくるエッジは、「オブジェクトの関係」と考えて問題有りません。グラフ理論のエッジとは異なる理解ですが、GraphQLのエッジではこの理解で十分成り立ちます。スキーマ定義における1対多や多対多の関係の表現につてい記述されている内容が出てくるため、そのときに「エッジ」とは「オブジェクトの関係」なんだと覚えていればOKです。 この章は飛ばしても良いと書きましたが、私は元々数学が好きだったため、このような分野もあるんだと少し興味を持って本章を読むことができました。余談ですが、エンジニアの勉強が落ち着いたら数学の研究や勉強をするのも悪くないと考えています。 スキーマ定義とクエリのコードを分けて認識するここの認識が混ざってしまい、自分は少しわかりずらいと感じてしまいました。 GraphQL には 3部の構成があります。スキーマ定義とクエリ、バックエンドの実装です。 スキーマ定義では、GraphQLサーバーで扱うスキーマを定義します。GraphQLのスキーマとはAPIの構造です。どのようなエンドポイントがあり、どのようなリクエストを受け付け、どのようなレスポンスを返すのかを定義します。

【書評】ドメイン駆動設計 モデリング/実装ガイド
DDD

【書評】ドメイン駆動設計 モデリング/実装ガイド

DDD の勉強をすべく、「ドメイン駆動設計 モデリング/実装ガイド」を読んだのでその書評を書く。 本書は DDD の概念部分がトップダウンで記述されています。DDDの概念を網羅しつつ、各概念の説明は必要十分な内容にとどめているため、比較的軽量な印象です。しかし、DDD自体の概念が非常に巨大なため、本書のボリュームは大きくなっています。 私のようなDDD初学者の最初の1冊として非常におすすめです。 DDD ってなんぞや?DDD とは、「モデリングを中心とした設計手法」です。モデリングを重要な設計手法と位置づけ、コードレベルではモデルをどう活かすかを考えます。 モデルを活かす手法には私も同意です。個人開発でモデルオブジェクトを導入したことがあるのですが、その利便性の高さには驚きました。コードの可読性、ロジックの再利用、テストの書きやす際におていモデルは優れています。 コードの可読性は、いわゆるクラスの責務と関係しています。責務が明確であれば、処理を修正するときに対象のロジックがどのクラスに書かれているかがわかりやすくなります。逆にクラスの責務が曖昧だと、数あるクラスの中から目的のクラスを探しづらくなったり、想定外のクラスに影響が及んだりなど、開発の難易度が一気に上がります。 ロジックの再利用も利点です。複数のサービス層(ユースケース層)でロジックを使い回すことができるため、アプリケーション全体でコード量が減少します。 最後にテストの書きやすさ、これはピカイチですね。モデルのテストを書く場合、前提条件のセットが簡単です。インスタンスや構造体を生成して、必要なフィールドに値をセットするのみです。逆にサービス層(

自己分析ツールの VIA-IS 診断を受けてみた
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自己分析ツールの VIA-IS 診断を受けてみた

今回、自己診断ツールである VIA-IS 診断を受けました。各診断結果とその解釈を書いていきます。 注意点として、あまり有益度が高い情報ではないかもしれません。特に各診断結果へのコメントには自分語りの内容が多くなっています。暇なときの読み物として呼んでいただければ幸いです。 VIA-IS 診断とは公式サイトは こちら です。 VIA-IS 診断とは、自分の強みを知るための性格特性診断テストです。性格的な強みを24個に分類し、15分程の質問に答えるだけで自分の強みの順位がわかるとしています。自分の場合は回答に20分ほどかかりました。 背景にある理論としては、自分の性格をよく知っているほど色々と人生上手くいきやすい、というレポートを根拠に挙げています。確度が高い研究結果に裏付けされているのか、心理学業界などで一般的とされている内容なだけなのかまでは調べていませんが、たしかに自分の性格を知ればより良い意思決定ができるだろうなと感じます。 無料で診断を受けることができます。追加でお金を払うことにより「レポート」というものを購入・閲覧することができます。調べても「レポート」というものの内容がよくわからなかったのですが、無料でも24個の特性のランキングと各特性の説明を見ることができます。診断後に自分にはそれで十分と感じたため、レポートの追加購入はしていません。 受けた背景自分の今後のキャリアを考える材料にしたいと思い、診断しました。 最近職場の人間関係について考える機会があり、どうすれば自分はより良く働けるのか?今後の人生をどのように生きれば自分にとって幸せなのだろう?という疑問を感じました。「人生のより良い生き方」というのは自分の中で大きなテーマとなっています。 また、キャリアについていろいろな方に相談したところ、ある方から自己分析がおすすめとアドバイスを受けました。その人は自己分析を重ねるうちに、人生が上昇気流に乗ったという体験があるとのことです。自分は新卒の就活でやったきりだったので、

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About meOverviewフリーランスエンジニア、個人開発者趣味はカフェ巡りをしていたが今は個人開発に代替された人生どう生きればよいかを命題にしている個人開発にドハマリ中であり、自分が没頭できること = 楽しいことをやることに活路を見出し中ゆえに、最近は自分の興味を大切にしたいと思っているSpec24歳高専 → 建設機械メーカー → 独学 → 受託・自社開発企業 → フリーランスエンジニア歴: 独学 10ヶ月 + 実務 1 年 3 ヶ月 (2022年2月現在)LinksTwitter: https://twitter.com/HitoroOhriaGitHub: https://github.com/HitoroOhriaZenn: https://zenn.dev/hiroto_ohiraQiita: https://qiita.com/HitoroOhriaCareerFreelanceuntil nowSwift, KotlinGoCloud DatastoreGCP(GAE, etc...)Employee1 yearEverrise CO., LTD.VueJava, Sprint BootGo, EchoMySQL,

Ghost でブログを始める
Ghost

Ghost でブログを始める

なぜ、Ghost にしたのか?一言でいうと、モダンだったからです。 自分の場合、とりあえずブログをはじめたものの中々続かないという典型的なパターンを経験していました。自分が書きたいと思えるブログサービスがなく、モチベーションが続いていない状態です。 自分がブログサービスに求めるものは以下でした。 かっこいいデザイン!!Markdown で書ける!!まず1を満たすものが中々なく、この時点ではてなブログやAmebaブログなどの日本製ブログのほとんどが脱落します。note は逆にシンプルすぎて味気がないという理不尽な理由で脱落しています。 1を突破したのがBloggerやMediumなど、比較的シンプルなデザインの海外製サービスです。なのですが、なんと大手にも関わらずMarkdownが使えないではないですか、、、。シンプルに絶望しました。 王道のWordPressも試してみたのですが、1記事書いて更新が止まりました。無料テーマで良さげなものがなかったことと、エディがが重く使いづらいと感じてしまいました。 エンジニアならQiitaがあるではないかという声が聞こえてきますが、Qiitaは技術系の記事に特化しているイメージがあり、個人的なブログとは棲み分けをしようと思いました。この記事を書いていながらも、こんなポエムはQiitqには投稿しづらいなと感じています。Qiitaでは何か有益なものを発信しなければという圧を勝手に感じています。 そんなこんなで理想の無料ブログサービスという砂漠を歩いていたところ、知人から教えてもらったのがこのGhostです。どうやらモダンらしいとの触れ込みのもと触ってみると、デザインがきれい!! Markdwonで書ける!! とまさに求めていたものがすべてそろっていました。この先の人生をこのブログサービスとともに生きていくと決めました。 それほど自分にとっては「いかに楽しく書けるか?書いていて楽しいか?」が重要なんだなと気づきました。 Ghost の始め方公式ドキュメトにすべて載っています。 Ghost Developer Docs - IntroductionGhost